王様のブランチ(6月14日)、本のコーナーのインタビューから。キャプテン翼を描いて33年、漫画家の高橋陽一さんでした。「キャプテン翼」は累計6500万部売れているんだとか。

インタビューは、本日から開催される原画の展覧会の行われる上野の森美術館にて。このコーナーのインタビュアーはブランチリポーターの早川真理恵さん。

ではインタビューからのメモφ(.. )

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Q.ご自身もやはりサッカーをやられていたんですか?

--高橋さん
僕は、野球が好きで野球少年だったんです。サッカーは、高校3年のときにワールドカップをみて好きになった。
(漫画を描くにあたっては)むしろ、やっていなかったので自由な発想ができたのかもしれないですね。知っていたら自制しちゃって描けなかったかもしれない。

Q.描くときのこだわりは?

--高橋さん
やはり,サッカー音醍醐味はゴールシーンだと思っているので、
そこまでにいたる過程や瞬間にはこだわっています。
(オーバーヘッドキックの原画を見ながら)シュートを打つ浮遊感や空中に止まっている感じをかくのが好きです

Q.立花兄弟の必殺シュート「スカイラブ・ハリケーン」が生まれたキッカケは?
--高橋さん
タッグマッチのプロレスを見ていて、合体ワザがサッカーでも出来ないかなと思ったんです。

Q.その技、日本の選手団からは誰にやってほしいですか?
-高橋さん
香川選手や本田選手にやって欲しいですね。でも、実際はアレ反則だと思うけど(笑)

キャプテン翼 ライジングサン について。ストーリー内容:『グランドジャンプ』2014年3号から連載。バルセロナでリーグ優勝を果たした翼がU-23日本代表のキャプテンとしてオリンピック優勝を目指すストーリー。

Q.なぜこの時期にライジングサンを描かれたんですか?
-高橋さん
ワールドカップの時期ですし、日本代表を盛り上げようという意気込みで。

Q.今後ワールドカップ篇もありますか?
-高橋さん
ワールドカップ篇は描きたいと思っています。

Q.日本代表の中で大空翼は?
-高橋さん
香川選手が翼くんぽいかな。身体は大きくないけれど、テクニックやスピードで世界を相手に戦っている選手なので。

Q.日本代表の中で日向小次郎は?(翼のライバル)
-高橋さん
本田選手かな。日向とおなじように身体が強い。すごいシュートを持っているし、野性味あるところが日向に似ていると思います。

Q.キャプテン翼に込めた思いとは?
-高橋さん
キャプテン翼は夢を追うというのがテーマ。翼の場合は世界一のサッカー選手になりたいという夢、日本をワールドカップで優勝させるという大きな夢を持っている。その姿を描くことで読者の方がそれぞれの夢に向かって頑張ろうという気持ちになってくれれば作者冥利につきます。


Q.ワールドカップのブラジル大会の優勝国予想はどうですか?
-高橋さん
日本っに優勝してほしいけど・・・ブラジルかなぁ・・・決勝が日本対ブラジルになればいいなあとは思いますけど。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 市川真人氏の「マコトのbookmark」
「私も元気な赤ちゃん産めるようがんばるから(早苗ちゃん)」(キャプテン翼ランジングサンから)

市川さんは、”漫画の面白さは、主人公の成長をみるところ””あの翼がこのシリーズでいよいよパパになる。双子の男の子たちが今後、新シュートとか出て活躍してくれるんじゃないか”と話していました。
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高橋陽一さんは、なんだかニコニコしていて穏やかな感じの人だなあって印象。Wikipediaによれば奥様は、最初のキャプテン翼のテレビアニメの時の翼役だった声優さんなんだとか。

上野の森美術館での「ボールはともだち。キャプテン翼展」は6月14日から7月6日まで期間中無休で開催されているそうです。詳しくは→オフィシャルサイト

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おわり。