ひとつ前のエントリで、5月発売の窓ふきロボット「WINBOT(ウィンボット)」について書きました。
この手の商品が出てくるとそのものよりも、どこの会社が作ったかのほうが気になります。そこで、その辺を探ってみることにしました。

WINBOTの発売元はECOVACS(エコバックス)という企業です。

最初、アメリカの企業なのかなと思ったのですが、本家のホームページをみてみると中国の蘇州で、1998年創立された企業のようです。ルンバのようなお掃除ロボット「DEEBOT」をはじめ、家事ロボットをいろいろだしています。中国内に自社ストア500店舗を運営しているとのこと。

だいぶ古い記事ですが、2004年のプレジデントの記事によれば、蘇州は、台湾企業が進出し、上海、広州に次ぐ中国の工業都市になっていると書かれています。台湾の企業なのかもしれません。

どんな商品を出しているので見ていきましょう。

2001年から発売されているのが「DEEBOT」。海外の値段をみると400~700ドルほどでほぼルンバと同じような値段設定のようなので格安が売りというわけではなさそうです。

debot


2010年にリリースされたのが空気洗浄ロボット「ATMOBO」。一見、形がユニークなだけと思いきや、部屋の中の匂いのもとをつきとめて、移動したり、首のようににゅーと高さが変わったりして、空気洗浄をします。

たとえば、ソファの上でタバコを吸いだすとその横にATMOBOが移動して空気をよくしてくれるというもの。これは動画をみるとわかりやすいので、動画リンクをはっておきます。


あまり出回っていないのか、ネットで見つけたのはマレーシアのサイトで価格は日本円で15万円ほどでした。富裕層向けなのでしょうか。

2011年に窓ふき掃除ロボットの第一弾を発表し、2012年WINBOTがリリースされています。現在、DEEBOTとWINBOTが同社の主流製品となっているようです。
winbot2

米国内では、ベストバイ、ウォールマート、アマゾンドットコム、HOMEDEPOTなどで取り扱っていると書かれています。

2013年には「famibot」というおしゃべりする家事の見張り番的ロボットをだしています。カメラを搭載しスマホと連携して、掃除ロボットの遠隔操作や、電源のオンオフなどができるようです。

famibot


ECOVACSは、 中国以外にも幅広く展開していて、同社HPによれば、スペイン、フランス、カナダ、ドイツ、マレーシアなど30カ国以上ですでに展開していて、さらに近いうちに東欧、北欧、オーストラリアなどにも進出予定とのこと。 2012年2月にドイツ、2013年11月にアメリカにオフィス展開していることから、ここ数年で急激に世界進出を果たしているように見受けられます。今年のCESにも出ています。メディアにもかなり取り上げられているようで、Green Product AwardやInnovation Awardなども受賞しています。

とまあ、同社のHPからの情報をとりあえず簡単にまとめました。

日本ではどう展開していくのか、また窓ふきロボットはヒットするのかな。ルンバを出したアイロボット社だって、当初数年はあまり知られていませんでしたが、口コミから気がつけばいまや誰もが知るところとなりました。エコバックスも今後どうなるかちょっと気になります。

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画像出典元:ECOVACS