10分で眠くなってしまうという絵本の力は本当なのか?というのを以前何かの番組で検証していました。

その絵本とは「おやすみロジャー 魔法のぐっすり絵本」です。カール=ヨハン・エリーン作
眠りたくても眠れないうさぎのロジャーが、だれでも眠らせてくれる「あくびおじさん」のもとを訪ねるというストーリー。




その時のとったメモによると…おやすみ、ロジャーの睡眠効果はというと一人目の子どもは7分で就寝。10分でうつろうつろとなりました。30分以内に寝た子が3人。検証というほどでもないのでアマゾンのレビューをのぞいてみました。

最後まで読みきる前に、いつも眠ってしまいます。

眠そうによむことがポイントなので、自分が先に眠くなります

と効果的というコメントが多い中、こんなコメントもちらほろ

読み終わったところで「なんかよく分からなかったね」と一言。じっくり聞くあまり、むしろ頭が冴えてしまい次の本を持ってくる始末。

退屈で眠くなる・・・ということはあるかもしれないですが、残念ながら結局別の絵本を読むはめになり、

絵本をたくさん読んでいる子たちにはいまいちなのかもしれませんね。

実は、こちらの絵本の興味どころは、別のところにありまして。

シンプルなストーリーのなかに、 眠くなる心理学的な仕掛けが施されているのだそうです。
例えば、
◎もっと」「ゆっくりゆっくり」などの眠りたい気持ちになる言葉が効果的に繰り返されている
◎登場する「ウトウトフクロウ」が、教えてくれる体の力を抜くメソッド→これは「自律訓練法」と呼ばれる、医療現場でも使われている方法 

ということは大人にもよさそうですね。リラックス法のひとつとして試してみる価値はありそうです。

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