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可愛くてついつい買っちゃうマスキングテープ。
でも、雑貨系のオシャレなマスキングテープってここ数年でみるようになったような。

そんなことを思っていたら、「mt」を出している倉敷の「カモ井加工紙」がマスキングテープ工場見学を行っているみたい。い、行きたい!!!!

ということで、マスキングテープにまつわるアレコレのメモです。

mtの誕生秘話~3人の女性が送ったメールとミニブックがきっかけ

カモ井加工紙は、大正時代から続く歴史ある会社。もともと工業向けのマスキングテープを作っていたそう(もちろん今でも)。

マスキングテープ「mt」を作ることになったきっかけは2006年のこと。東京の3人の女性から「工場を見学したい」と1通のメールを受け取ったことから始まったそう。

彼女たちが作ったマスキングテープの「ミニブック」を見て、
カモ井加工紙はマスキングテープ=工業用品の概念を取り払うことに。そして、彼女たちの「新しい色のマスキングテープを作って」というリクエストを受けてmtの開発をスタートさせたそう。mtは2008年から雑貨として販売開始されました。What's mt で詳しく読めます

日本のマスキングテープのここがエライ!
もともと工業向けのマスキングテープを作っていた技術を持って作られているmt。だからこその質の良さが海外でも人気となっています。

●和紙で作られた日本製のマスキングテープは薄いのに強度がある
粘着力があるのにきれいに剥がせるので、海外でも定評があるとのこと。

●折り紙と同等の安全性をクリアしているそうで、子どもにも安心でいいですね。

●ISO14001取得の工場というのも安心基準のひとつ。ドイツの自然や環境影響を考える商品テスト誌で「優」の評価も得ているそうです。

●マスキングテープの無限大の可能性
mtのHPに載っていた画像だけでも、自転車、スイーツ用のスティック、カレンダー、ランプシェード、プラバックを応用した花瓶とマスキングテープの応用って自由自在~。

カモ井加工紙工場見学が楽しそう~~。いつか行きたいな。
今回3回目になる工場見学会では、「mt ができるまで」の工程を見学できるとのこと。
建築家T N Aによる「本社第三撹拌工場(カモ井加工紙史料室)」と 「本社第二倉庫」の見学、テープを使い放題で遊んだり、参加者全員に特別なノベルティをプレゼントされるなど・・・。行きたいなぁ。

WEBで雰囲気がちょっとだけ体験できます。→マスキングテープができるまでを実際に工場で見てみよう

とても人気のようで、「mt factory tour」は毎回定員いっぱいで締め切りになってしまうようです。年に2回開催されているようなので、気になる方は今後もmtのホームページを要チェックです。

また、マスキングテープでデコレーションした部屋にとまる「my room」イベントもあってこれも羨ましい・・。こんなイベント参加したらマステを大人買いしてしまいそう~~~~~~!

歴史ある日本の工業製品にかかわってきた企業が、女性たちの声に耳を傾けたからこそ作り出された「mt」とその発端となった工場見学を続けていること。

素敵な会社だなぁ。

工場見学レポートはこちら~2019年まで