今日(7月26日)の王様のブランチのブックコーナーのインタビューは、じゃじゃん!天童荒太さんでした。ちょうど、昨日の夜のドラマ「家族狩り」を見ながら同じTBSだしブランチに出てもいいんじゃないの~って思ってたら案の定でした。真夏の夜にひんやり~な桃を食べながら楽しみに見ているドラマでっす。

朝ごはんのサンドイッチを作ってぱくっとやっていたら、始まったのでうわわわっとメモ。。。

今回のインタビューは、ドラマ出演している松雪泰子さんと伊藤淳史さんも一緒でした。

Q.オンエア中のドラマは見ている?

--天童さん 
もちろん。

7年前にドラマ化の話があって、プロデューサーと話し合いながらやってきた。その中で、この家族狩りというタイトルが、距離を置かれてしまうのではないか、いっそタイトルを変えようかという話も出たりした。
しかし、このタイトルが外に出ていくということで見つめなおし、社会に起きている現実の捉えなおしになるのではないかとあえてそのまま使うことにした。

このドラマを観賞できるひとりの人間として感謝しているという感じ。

Q.ドラマとして家族狩りについて

--天童さん 
これからの未来の家族に必要なテーマが語られる。最終的に口にされることになる。そのテーマが語られるのは初めてのことだと思う。2014年番の家族狩りのキーワードになっている。

家族を○○○。(←この伏字の3文字がキーワードらしい)

一つの切り開いていく道のためのキーワードになると思う。それくらい重要。

Q.松雪さんと伊藤さんへの質問。ドラマがクランクアップしたとのこと、今の気持ちは?



--松雪さん 最後スタジオで3日間相当ハードだったので、今は燃え尽き症候群みたいになってます。どうして生きていったらいいんだろうってくらい(笑)。

--伊藤さん 魂を込めてつくってきたので、内容も・・・これ以上は言えないですけど最後衝撃的な・・・

Q.2014年版に込めたある表現が家族を・・・(と誘導しながら聞き出そうとするインタビュアー)

--伊藤さん  言っていいんですか?

--天童さん ダメ! 

--松雪さん この家族をの後の4文字、あ、3文字ですね。

-- 天童さん インタビュアーに向かって、そここだわるね(とツッコミ。

--伊藤さん その3文字は今の時代だからこそこのドラマがつくられて、家族とはこうあるべきだ、こうなってほしいと思った。

(ナレーション)誰かがやらなければ、崩壊は拡がってゆく。

天童さん (最初の単行本は)家族というものをどんなふうにとらえられればいいのかひたすら考え続けた。2004年の文庫版になると家族だけのことではなくて、社会における世界をみるようにしないといけないと。
小さな家族をみることによって、世界、社会の向き方が変わるんじゃないか。

松雪さんと伊藤さんからの天童さんへの気になる質問。
松雪さんから「家族狩りはどのようなペースで書いた?」

松雪さん 深さと人間をとらえていく描写が繊細で感動しました。ものすごい作業だと思うがどのくらいのペースで書いていたんですか?

天童さん 書いている時は10枚、20枚書いてこれでは浅いとばさっと捨てる。そういう作業。

松雪さん 何も出てこない時はどうするんですか?

天童さん 自分たちが動き出すまで待つしかない。游子や浚介、この人たちが動き出す。そうなってきたらそれがオッケーなんです。

伊藤さんから「天童さんのリラックス方法はなんですか?」

天童さん リラックスというか表現で行き詰ったときに打開してくれるものは、表現しかないんです。何も出てこない、わかんなかったら”あいうえお”でもいいから書けと。悼む人 は7年執筆作業をしてしあげたんですが、その間、とにかくムラを作らないようにそのペースを守って書き続ける。というのをやってきた。

伊藤さん 7年間書き続けるってできないなっていうか・・・

天童さん 変な人だよね(笑

Q.2014年版の家族狩りで伝えたかった想いとは?

天童さん ”人間がいかに生きていくか”というメッセージともうひとつサブテーマとしてあるのが、”人はいつだってやりなおせる”というメッセージ。その時にヒーローでもヒロインでもないが、自分にできることを背負って、一生懸命やる。がんばった先には光がある

こんなドラマはいままでないので
どうか見逃されるともったいないと思うのでご覧になってください


と、インタビュー終わり。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆ブランチ出演者の感想゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
市川真人のピックアップの一文”家族はべつに怖かない。怖いものに変えてしまう何かがあるだけだ”
「家族間の関係に難しさを抱えているけれど、その本質がこわいものではない。本質を変えてしまう何かがあるからこわい。それが、世界がよくなるためにはそのひとつひとつが変わっていくしかない。そんな想いがこめられている作品」
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

家族狩りは20年近く前に書かれているものだし、なんとなくもっと年配で気難しい感じの風貌を想像していたんですが、あら、なんか気さくだし、結構サクサク話されていてこんなに話すんだ~という意外な印象でした。なんだかあらためて、単行本、文庫本、ドラマと読み比べ、見比べてたい気がしてきた。そして、家族を○○○っていったいなんでしょうねぇーー。私的には、いろんな意味を込めて家族を”捨てる”かなと思ったんだけど。意味が通じないか。あとは、家族を”まもる”かな~。金曜ドラマ「家族狩り」のサイトはこちら